読んだら書きたくなりました vol.90 | 2019年 | 各サービスの話題、スタッフのコラム、イベント告知、注目の書籍紹介など、お役立ち情報やおもしろ情報を発信しています。

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ぷれす通信

読んだら書きたくなりました vol.90

『ピコ太郎のつくりかた』

古坂大魔王 幻冬舎

古坂大魔王さんが半生を振り返りつつ、ピコ太郎としての自分をいかにプロデュースしてきたかが綴られています。人は自分を表現したいという欲求と自分を認められたいという欲求の方向性にズレが生じたときに疎外感を覚えることがあります。例えば仕事。仕事は社会に還元されることが重視されます。自分が行う業務が、所属する会社(社会)のニーズにそぐわないとき、むなしい気持ちになりますね。では、上述した二つの欲求を両立するためにはどうすればいいか。それは社会をつぶさに観察すること。社会を知り、様々なニーズがある中で自分が表現したいことは何なのかを見極め、実行していくという流れを徹底することが肝要です。少々拡大解釈をしている面もあるかもしれませんが、お笑い芸人という自身の仕事を例に、古坂大魔王さんは本書の中でそのためのヒントをふんだんに用意してくれているように感じます。皆さんも本書を読んで、自分という人間のつくりかた、表現の仕方について考えてみてください。(くろ)

『究極のお洒落はメイド・イン・ジャパンの服』

片瀬平太 光文社新書

男性のためのお洒落の本です。スーツの肩の部分や靴のつま先のデザインなんて、今までさほど気にしていませんでした(自分のワンピースや、ヒール、パンプスを買うときはとても気にしますが!)。シャツ、ニット、靴、ジーンズ……作り手や売り手の顔が見えるのがいいです。愛着がわいて、大切にたいせつに、着たくなりますよね。さらには、自分だけのためにつくってもらったものを身につけると高貴な気分になれそうです。海外での大量生産というファストファッションの時代に、ここ日本で、靴や服を「仕立てる」。その行為からして貴重な体験ではないでしょうか。それほど時間やお金に余裕がない場合でも、この本を参考にしてこだわりポイントをひとつでも持てばお洒落度は上がりそうです。今後、道行く男性のそんなところをさりげなく観察してみようかなと思っています。(まち)

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