読んだら書きたくなりました vol.63 | 2018年 | 各サービスの話題、スタッフのコラム、イベント告知、注目の書籍紹介など、お役立ち情報やおもしろ情報を発信しています。

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読んだら書きたくなりました vol.63

『ずっと喪』

洛田二十日 キノブックス

昨年、キノブックスのショートショート大賞を受賞した著者のデビュー作で21編が収められています。読んでいて「シュール」という言葉が思い浮かびました。辞書によると「非日常的なさま」。私には使いなれないそんな言葉が出てきた理由は、作品全体にただよっている「異世界」の雰囲気によるのでしょう。著者のつくりだすこの世界、好きです。引きこまれてしまいました。一気に読ませますが、ときおりはっとさせられる文章がひそんでいます(たとえば「ムチャプリ」における女の子の手首の傷跡)。テンポのよさと同時に描写の奥深さも感じます。それにより非日常の世界という魅力と登場人物への親近感の両方を存分に味わうことができます。(くろ)

『かぎ針ひとつでやさしく編める ビーズで楽しむオヤのアクセサリー 』

C・R・K design 高橋書店

トルコの伝統手芸oya(オヤ)はトルコ語で縁飾りを意味し、スカーフの縁にあしらったレース編みやビーズ飾りのことです。クローバーやすみれ、風車、きのこ、野ばらなど、トルコで身近な物がモチーフとなっています。なかには、コーヒー豆やアーモンドなどのモチーフもあってユニークです。準備するのはかぎ針と、レース糸とビーズだけ。一つひとつの工程のカラー写真で細かく掲載されており、モチーフの難易度もレベル別に示されているので、初心者でも楽しみながらステップアップしていけます。編み方をマスターした人向けに、レース糸とビーズの色の組み合わせのバリエーションも紹介されており、飽きのこない一冊になっています。(いく)

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