ぷれす通信

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読んだら書きたくなりました vol.39

『読むと心がラクになる めんどくさい女子の説明書』

山名裕子 サンマーク出版

女子はホントにめんどくさいなって嫌になって、男子はいいなって思うことがけっこうあります。笑いながら、心の中で「はぁ~」とため息をついたり、そんな無理する自分にほとほと疲れたり。本書はそんな女子を14タイプ(+おまけ)に分けて、なんでそんなにめんどくさいことになっているのか、それぞれの深層心理をひもといて、具体的に対処法を説明してくれます。「『下世話』女子」「『攻撃的』女子」「『否定』女子」等々、読んでいるとこれまで関わっためんどくさい女子(愛すべき友達から、いまも許せない○○まで)の顔が浮かび、あげく「これって自分じゃないの!?」と、ヒヤッとしちゃうことも。女子ってこういうものなんだよなぁと、改めて納得したり認めたりするだけでも、ずいぶん心がラクになります。トラブルQ&Aや、自分自身の認知や行動を変えて、人付き合いを上手にする方法も書かれているので、さっそく実践して「めんどくさい女子疲れ」から早く解放されるぞー! ……ってこの本を読んだ友達が言っていました。(いく)

『美髪はよみがえる』

山田佳弘 光文社

世の中、髪に関する悩みを持っていない女性の方が少ないと思います。そんな髪に関する最大の恐怖が薄毛。この本は、女性の薄毛に焦点をしぼって、薄毛になってしまった際の対策を伝授してくれています。ただし、結構時間がかかる。著者の育毛の道案内人山田さんも、「髪の毛が戻るのにかかる年月は年単位」とおっしゃっています。読んでいると、髪という天然資源は無尽蔵のものではなく、枯渇する恐れのある有限の資源なのだ、とひしひしと感じさせられました。60代、70代になった時、自分の髪の毛はどのくらい残っているか、どうすれば長く髪を残せるのか、そのために今何をしたらいいのか。10年、20年先という長いスパンで髪について考えるよいきっかけになりました。(くろ)