ぷれす通信

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読んだら書きたくなりました vol.37

『しあわせを生む小さな種』

松浦弥太郎 PHP文庫

美しい花々が咲きほこる庭も小さな種から。その小さな種を大切な人に渡して、その人がまた種から花を咲かせて、別の誰かに小さな種を渡す……。そんなつながりが続いていけば、カラフルな景色が広がって、もちろん人々の心の中も同様にいろどり豊かになっていく。しあわせな世界をつくるには、まず自分から何かを始めてみることが大切。肩肘はらず身の丈に合った「今日のベリーグッド」を重ねていくこと。日常のささやかなことに目を向けなおしてみること。そうしたヒントを教えてもらえる一冊です。一人ひとりに向き合って語りかけてくれるような、気持ちのこもった文章があなたの背中をなでて支え、そしてぽんっと押してくれますよ。(かつ)

『最速で出会いが増える顔になる』

高橋あい サンクチュアリ出版

最近、化粧で整形レベルに変身する、別人メイクの動画が流行っているそうです。そのメイク技術はプロも真っ青、可愛いはつくれるって本当だったんだ!と真似したくなります。しかし、本書ではその流行とは逆に、メイクで大変身しないことが推奨されています。化粧を盛れば盛るほど、「恋する顔」からは遠のいてしまうとの忠告まで! 物足りないくらいでストップするのが大切なのだそうですが、そのさじ加減がとても難しいんですよね。そこでこの本では、メイク、ヘアケア、ファッション、コミュニケーション術と部門ごとに、「眉だけは全力でトレンドを追いかける」「男が声をかけたくなるのは『つまらない』ファッション」など、分かりやすく力の入れどころと、抜きどころを解説してくれています。著者が実際に婚活男性にリサーチした情報もあり、参考にすればかなり現実的な自己プロデュースが可能だと思いますので、恋愛や婚活でお悩みの女性は一度読んでみることをお勧めします。(まち)