ぷれす通信

communication

読んだら書きたくなりました vol.19

『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』

山口 周 光文社

「論理的・理性的な情報処理スキルには限界がある」というインテリ批判ともとれる筆致に驚きつつも、その考察には納得するしかありませんでした。天才的なひらめきを持つ人材には簡単になれるものではないでしょうが、美意識を鍛えることで論理・理性の限界を突破できる人材として活躍することが可能になるというのは、凡人の自分にもまだまだ希望の光があるということ。これからは美意識ですよ!(かつ)

『わたしが子どもをもたない理由(わけ)』

下重暁子 かんき出版

結婚してもしなくても、子どもをもってももたなくても、自由に選択して自由に生きればいい!という筆者の強い主張が伝わってきます。私の知り合いにも、子どもをもたない選択をしている夫婦はいます。知り合いはゴルフに、天体観測(実は天文ってすっごくお金のかかる趣味なんです!)にと、夫婦生活を楽しんでいます。夫婦で納得して決めたなら、それでいいのです。子どものことだけでなく、多様な家族観、人生観が今後出てくるんだろうな、それが当たり前になっていくのだろうなと思わされる一冊です。(いく)