ぷれす通信

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2011年4月号

デッドゾーン 放射線と放射性物質と放射能

大津波とともに今回の震災をより深刻なものにしているのが原子力発電所の事故。被災から一月以上が経過した現在も、解決の目処は立たず、むしろ周辺地域の苦しみは増すばかりです。一刻も早い事態収束を願ってやみません。

さて、その元凶ですが、原子炉からの放射能漏れであることは言わずもがな。新聞・テレビ・インターネットでは、その影響について様々な情報が飛び交っていますが、そこに出てくる「放射線」「放射性物質」「放射能」の意味については、正しく理解されていないこともあるようです。校正する際にも大切なことですので、ここで取り上げておきましょう。

これらの言葉を理解するのにもっとも分かりやすいのが、放射線をホタルの光にたとえる方法でしょう。詳しくは、文末に記したサイトにアクセスしていただくことをお勧めしますが、簡単に言うと、ホタルを「放射性物質」とするならば、ホタルが放つ光が「放射線」で、ホタルの光を出す能力が「放射能」ということ。ただ、放射性物質を単に「放射能」と呼ぶ場合もあるというから注意が必要です。

もうひとつ、原発報道でよく出てくるのが「ベクレル」「シーベルト」。今回の事故で初めて耳にしたという人もいるのでは? 「ベクレル」は放射能の強さを示して、食品などに含まれる放射性物質の量をはかるときに。一方の「シーベルト」は放射線の量を示し、人体にどれくらいの影響があるかを見る場合に使われる単位です。基本的なことは押さえておくようにしましょう(「ニュースがわからん!」朝日新聞2011.4.15参照[会員のみ閲覧可能です])。

「原子力・エネルギー教育支援情報提供サイト あとみん」

http://www.atomin.go.jp/reference/radiation/familiarity/index02.html

この一冊!『日本語の将来』

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梅棹忠夫 編著

NHK出版(2004/6)

320ページ/B6判

ISBN 978-4-14-091001-6

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