ぷれす通信

communication

読んだら書きたくなりました vol.21

『中川政七商店でみつけた、あたりまえの積み重ね』

中川みよ子 PHP研究所

たぶん、いま日本で最もおしゃれで人気のある和雑貨のお店、中川政七商店。当代の母である、みよ子さんのお店や商品への愛着やくらしぶりが、丁寧な文章とフルカラーの写真で綴られています。商品製作に関わる工房を紹介するコラムからは、職人さんたちとの絆が感じられ、日本の伝統工芸はこうやって守られているのだな、としみじみしました。(いく)

『会って3分 話して1分 初対面で売れる技術』

井上健哉 かんき出版

営業の「売れる技術」について本を出す保険のトップセールスマンは、きっとコミュニケーション能力が高くて、強心臓で、押しの強い人なんだろうなあ、と思っていたのですが、その予想は覆されました。著者の井上さんは、保険を買うか買わないかお客さんに迫るのが苦手だったり、心が折れないように工夫をしていたりと、すごく親近感のわく方で読んでいてとても共感できます。保険の営業さんに「身の丈に合わない保険は必要ないと思ってる」と言われたら、営業される方としてはやっぱり安心しますもんね。保険の営業をされている方はもちろん、自身の仕事に苦戦されている営業の方は読んでみるとよいと思います。(てつ)